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全日本モトクロス第4戦予選速報

2021年のD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズは、第2戦中国大会が延期となったことから、この第4戦SUGO大会が今季3戦目。今大会終了後に約3ヵ月間のインターバルが設けられているため、シーズン前半を締めくくる戦いとなります。各クラスの予選やIBオープンクラスの決勝ヒート1などが実施された6月5日(土)は、前日の雨による影響でショートカットコースを使用。ただし路面は急速に乾き、昼前にはベストコンディションとなりました。

IA-1

26台が10分+1周のレースに出走しました。ホールショットはヤマハファクトリーチームの富田俊樹(#2)。ホンダに乗るランキングトップの山本鯨(#1)がすぐにインを刺してこれを抜き、1周目は山本、富田、ヤマハファクトリーチームの渡辺祐介(#3)、ホンダに乗る道脇右京(#14)と大塚豪太(#7)と小島庸平(#6)が続きました。カワサキファクトリーチームの能塚智寛(#5)とホンダサポートライダーの小方誠(#4)は、スタート直後に転倒。大きく出遅れてしまいました。レース序盤、山本と富田と渡辺は、三つ巴のトップ争いを展開しました。
4番手の道脇も数秒差でトップ3台にこれに喰らいついていましたが、レースが後半に入ると大きく遅れはじめ、これでトップ争いは3台に絞られました。そして、ラスト2周となった7周目に富田が1秒近くあった山本との差を完全に詰めて、最終ラップに逆転。渡辺もこれに続こうと狙うもここは山本が抑え、富田がトップ、山本が2位、渡辺が3位でゴールしました。道脇は4位、大塚は5位、小島は6位でフィニッシュ。7位以下は安原志(#19)、能塚、池本凌汰(#16)、横澤拓夢(#10)までがトップ10で、マシン破損の影響もあり小方は14位でした。

IA-2

39台が2組に分かれて10分+1周の予選レースに臨みました。A組は、鈴村英喜(#15)がホールショット。これにポイントリーダーの内田篤基(#4)、鳥谷部晃太(#35)、岸桐我(#8)らが続きました。2周目に鈴村が転倒して後退し、これで内田がトップに立つと、徐々にリードを拡大。そのまま逃げ切った内田がトップでゴールしました。鳥谷部と岸は、レース中盤まで2番手争い。後半に鳥谷部がわずかに引き離し、鳥谷部が2位、岸が3位でした。レース中盤から終盤にかけ追い上げに成功した小川孝平(#11)が4位。西條悠人(#5)が5位でゴールしました。
B組は、ランキング2番手の大城魁之輔(#2)がホールショット。スポット参戦した田中雅己(#48)が2番手、大倉由揮(#6)が3番手、田中と同じくスポット参戦の勝谷武史(#25)が4番手で続きました。2周目以降、大城は2番手以下を引き離して一人旅。そのままトップでチェッカーを受けました。4周目、2番手を守っていた田中を大倉がパス。その直後、田中は転倒で後退しました。さらに同じ周、勝谷も転倒。これで2番手に大倉、3番手に池田凌(#9)、4番手に川上龍司(#7)が浮上すると、そのまま順位を守ってゴールしました。決勝進出トップ10は内田、大城、鳥谷部、大倉、岸、池田、小川、川上、西條、中島漱也(#10)の順です。

レディース

26台がわずか3周の予選レースに臨み、決勝レースのスターティンググリッド選択順位を決めました。好スタートを切ったのは小野彩葉(#4)。これに本田七海(#2)、久保まな(#3)、穗苅愛香(#7)、ここまで全日本決勝7連勝中の川井麻央(#1)、楠本菜月(#5)と続き、ランキング上位勢がスタート直後から順当にトップ集団を形成していきました。
この中でまずは川井が順位を上げ、1周目は小野、本田、川井のトップ3。2周目になると、この3台が4番手以下をやや離しながら接近戦を繰り広げました。また、楠本は1周目に穗苅を抜き、久保を約1秒差でマークしました。3周目、トップ争いは僅差のままコース終盤へ。ここで本田が転倒を喫して、小野、川井、久保、楠本、穗苅、本田の予選トップ6となりました。

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