全日本モトクロス第6戦【土曜日速報】
全日本モトクロス選手権は、約1ヵ月半の夏休みを前にした最後の戦い。岩手県の藤沢スポーツランドを舞台とした第6戦東北大会の予選が、7月23日(土)に開催されました。梅雨は明けませんでしたが、天候は午前中が曇り時々晴れで、午後は晴れ。最高気温は25度で、暑いときの“フジサワ”と比べれば、はるかに過ごしやすい陽気でした。路面はドライ。午前中硬く締まり、午後になると路面が削れてフカフカに変化していきました。
[ IA1 ]2平田優(#99)が、「本人の都合により」という発表で欠場。星野優位(#166)がケガで出場を見合わせたことから、10分+1周の予選レースに出走したのは19台でした。ホールショットの新井宏彰(#331)に成田亮(#982)、池谷優太(#14)、田中教世(#8)、深谷広一(#13)が続いて1周目をクリア。小島庸平(#1)は、1コーナーでの転倒時に他車とマシンが絡み合った影響からリタイアして、シード枠で決勝に臨みます。新井と成田のトップ争いは、序盤に新井が数秒リードしてからはこう着状態。3番手争いでは、後半に深谷と田中が池谷を抜きました。そして予選トップ10は新井、成田、深谷、田中、池谷、馬場大貴(#41)、伊藤正憲(#12)、安原志(#7)、小方誠(#4)、稲垣達樹(#42)となりました。
[ IA2 ]41台が2組にわかれて10分+1周の予選レースに出走しました。A組では小川孝平(#912)が好スタート。横澤拓夢(#36)に代わり、2周目からは渡辺祐介(#32)が小川を僅差で追いました。レース後半、渡辺がトップに浮上して逃げ切り。2位に小川、3位は1周目6番手から追い上げた能塚智寛(#28)でした。B組は、田中雅己(#113)を、古賀太基(#122)と森優介(#05)が抜いて1周目をクリア。しかし、レース中盤になってペースを上げた田中が、森をパスして古賀に接近。1/1000秒差で田中がトップとなりました。1周目6番手から追い上げた岡野聖(#31)が3位でした。決勝進出トップ10は渡辺、田中、小川、古賀、能塚、岡野、横澤、守、池本池本凌汰(#38)、道脇右京(#39)です。
[ Ladies ]45台が2組にわかれ、3周の予選レースに挑みました。A組は、好スタートの佐々木奈津美(#20)を、畑尾樹璃(#14)と本田七海(#4)が1周目にパス。中野洋子(#3)と安原さや(#1)は出遅れました。トップ争いは、畑尾が本田を従えてゴール。最終周に佐々木を抜いた中野が3位でした。B組は、好スタートの高橋絵莉子(#25)がミスして、連勝中の竹内優菜(#2)がトップに立つと独走。勝股七海(#7)を最終ラップに抜いた久保まな(#5)が2位でした。決勝進出トップ6は竹内、畑尾、久保、本田、勝股、中野の順です。