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関東大会は予定通り開催します・開催直前プレビュー

第3戦関東大会は予定どおり開催と通知

5月15日(土)~16日(日)に埼玉県のウエストポイント オフロードヴィレッジで開催されるD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦は、予定どおり実施されることが主催者よりアナウンスされました。手放しで喜べる状況には程遠いですが、大会の概要をお伝えします。

徹底したコロナ対策と賢明な自己判断を

大会を主催する埼玉県の有限会社うず潮レーシング(ウエストポイント)およびMFJは、5月15日(土)~16日(日)に埼玉県のウエストポイント オフロードヴィレッジで開催されるD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦について、予定どおり開催することを5月9日(日)にアナウンスしています。

新型コロナウイルスの感染拡大によりお隣の東京都に緊急事態宣言が発令され、コースがある川越市を含む埼玉県にもまん延防止等重点措置の対象区域に指定されていることを考えると、残念ながら手放しで開催を喜べる状況にはありません。しかしながら、全日本モトクロスが年間で組まれたシリーズ戦である以上、開催されるのであればライダーやチーム、関係各位はキャンセルの選択がなかなか難しく、もどかしい状況と言わざるを得ません。

来場する参加者と関係者、そして観客ができることは、まずは徹底したコロナ感染対策。これしかありません。そして、体調に不安のある方々は来場をお控えいただき、あるいはそうでなくてもファンの方々は来場に関して各自で賢明な判断をいただけるよう願っています。

「せっかく楽しみにしていたけど、来場は諦めるしか……」という方々のために、「MFJ Live CHANNEL」では5月16日(日)の決勝日にライブ配信を実施予定。おうちでも全日本モトクロスを満喫できますよ!

来場者は問診票を事前に準備

今大会に関して主催者は、「本事業に対して、埼玉県、川越市、小江戸観光協会等からの後援やご理解を頂いております。また、川越市の新規コロナ感染者数は4月26日以降10人を超えたことはなく、医療体制がひっ迫しておらず、地域消防、救急隊にも開催の承認を頂いている(5月6日現在)こともあり、総合的に判断をさせて頂きました。埼玉県におけるまん延防止重点措置の指針に従い観客及び参加者の安全を充分に考慮し、感染防止対策を万全にして皆様をお迎え致します」とアナウンス。そして、会場に入るすべての人に対して「来場チェックシート」の記入と提出をお願いしています。

チェックシートは、ウエストポイントのウェブサイトからダウンロード可能。事前に準備しておくと、スムーズに入場できます。

コースは一部変更もスーパークロス風を踏襲

荒川と入間川に挟まれた河川敷に位置するウエストポイント オフロードヴィレッジのモトクロスコースは、アップ&ダウンがほとんどない土地にタイトターンと多彩なジャンプを中心にレイアウトされています。

ウエストポイントが公開している3D図によると、今回のコースは昨年最終戦とは2~5コーナーのレイアウトが大きく変わり、それ以外のジャンプやコーナーなどにも手直しが加えられている模様。とはいえタイトターンは非常に多く、パッシングポイントは少なそうです。

注目しておきたいライダーは?

排気量450ccの4ストマシンが参戦する最高峰クラスのIA1は、開幕戦でヤマハファクトリーチームの渡辺祐介選手(#3)がすべて表彰台に上がる活躍をみせ、まずはランキングトップに。第2戦が延期されたので、ポイントリーダーとして今大会を迎えます。渡辺選手は、昨年最終戦の関東大会でもヒート1で優勝争いに加わるなど、鋭い走りを見せていて、今大会も上位進出が期待できそうです。

この渡辺選手と並ぶ優勝候補が、カワサキファクトリーチームの能塚智寛選手(#5)。開幕戦では、ヒート2を排気音量オーバーでノーポイントとしましたが、ヒート1とヒート3で優勝。さらに、昨年の関東大会ヒート1では終盤に転倒リタイヤするまでトップ争いを演じています。このときのケガによる影響で、今季はライディングを開始したのが3月からと遅れたものの、そろそろ体力面でもライディング感覚でも完全復活していると予想されます。

また、ヤマハファクトリーチームの富田俊樹選手(#2)や、関東を拠点としてきたことからこのオフビはホームコース的でもあるホンダの小方誠選手(#4)も強豪。ホンダに乗るディングチャンピオンの山本鯨選手(#1)は、開幕戦の接触転倒で指を骨折しているとの情報で、この影響がどの程度あるのか気になるところです。

さらにIA1ではもうひとり、開幕戦では総合成績6位となった、ヤマハのマシンを駆る星野優位選手(#8)にも要注目。埼玉県出身で関東を拠点に活動する星野選手はオフビを得意としていて、昨年最終戦ヒート1でもファクトリーマシン勢を押さえて優勝しています。

なお、若手中心で4スト250ccと2スト125ccのマシンが使われるIA2は、カワサキのマシンを駆る内田篤基選手(#4)とホンダに乗る大城魁之輔選手(#2)が、今季開幕戦では圧倒的な速さを披露して勝利を分け合いました。今回もこの両者が優勝候補の筆頭ですが、開幕戦をマシントラブルで予選落ちしたヤマハの大倉由揮選手(#6)が、この2選手に匹敵するスピードを発揮することも予想されます。

レディースクラスは、昨年開幕戦から現在5連勝中の川井麻央選手(#1)が優勝候補。ここがホームコースの川井選手は、自信をもってレースに臨んでくることでしょう。ちなみにレディースクラスは、15分+1周の決勝レース時間はそのままに、今大会では初めて2ヒート制が導入されます。

 

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