2026 AMAスーパークロス開幕戦

いよいよ今年もAMAスーパークロスが開幕!
日本期待の星、下田選手はシーズンオフの負傷により残念ながら欠場となりましたが、今年も見所満載のシーズンをモトクロnetは追いかけます!
開幕直前に、2024年度チャンピオンのジェットローレンスが足を骨折するというバッドニュース。しかし、その他は順調に開幕戦を迎えることができたライダーが多く、チャンピオン候補筆頭不在のレースを盛り上げます。
KTMに移籍したトマック、そしてカワサキの2年契約を早々と終了し、同じくKTMに移籍したプラド、スピードは1番のセクトンはカワサキへ。
カワサキからスズキへ移動したアンダーソン、そして新勢力DUCATIには、バーシア、フェランディスと、今年は大量の移籍劇が繰り広げられました。
そんな中で、チャンピオン候補の筆頭はやはり昨年度のチャンピオンであるウェブ。新しくなったマシンのテストも順調で、フレームは2025年までの熟成モデルを使用するなど、こだわりも見えます。
250クラスは、すでに5回のチャンピオンを獲得しているディーガンがチャンピオン候補筆頭。アウトドアは450クラスにステップアップするという話なので、最後の250クラスになるのか。
250 Qualifying Results

ディーガンとの一騎打ちが期待されているキッチンがトップ!
昨年はシーズン途中のクラッシュで負傷し、残念な一年になってしまいましたが、今年は気合十分。明らかにキレが増したライディングで、スタートさえ出たら勝てると思わせる素晴らしい攻めのライディングでした。
2位はチャンピオンのディーガン。そして3位には下田と入れ替わりでWESTを走るホンダファクトリーのハイマス。
優勝候補の一角であるアンスティは、やや出遅れ。GASGASからハスクバーナへ移籍したディフランシスコも好調です。
450 Qualifying Results

移籍直後から好調の声が聞こえていたセクストンがトップ!KTM時代と変わらないスムーズでキレのあるライディングが光っており、今年もスピードはセクストンかという印象。
2位は同じく移籍組のトマック。WSXでも好調だったロクスンが3番手、そしてこちらもシーズンオフの好調ぶりが届いていたマルコムが4番手。新たにフィッシング関係のスポンサーも獲得した模様。
250 Heat 1


好スタートから逃げたディーガンが順当にトップ!
毎年勝利しながらも怪我に悩まされ続けているマカドゥがボーランドをかわして2番手。ホンダからKTMへとマシンチェンジしたマムフォードを抑えたのがボーランド。今年もハンドブレーキを装着しています。
250 Heat 2


実力者のアンスティが、クラブヤマハに移籍したヨーダを序盤にかわして独走!
過去にはネイションズで大暴れした経験もあり、32歳となったベテランの存在感が光りました。
スタート出遅れながらも1コーナーをうまく捌いたキッチンが2番手。そしてハイマスと続きました。
4番手には、健闘したヨーダ!昨年まではカワサキのプライベートライダーとして、随所で光る走りを見せていましたが、今年からクラブヤマハ入りして実力が開花。アンスティに抜かれても引き下がらない攻めの姿勢は見事でした。
今年もクラッシュキング健在のモジマンはラストチャンスへ。
450 Heat 1

スタートで飛び出したプレシンジャーにウェブが突っ込みクラッシュという波乱の幕開け。
うまくすり抜けたプラドがトマックの追撃を抑えてキャリア二度目のヒートウィン。
追い上げたトマックが2番手。そしてDUCATIに移籍したバーシアは実にバーシアらしいレースで3番手。明らかに速かったチームメイトのフェランディスを鬼ブロックする姿はなかなかのインパクトでした。
開幕直前に鎖骨を骨折しましたが、DUCATIデビュー戦ということもあって強行出場。
トップを走ったプレシンジャーはラストチャンスへ。でも好調そう。
450 Heat 2

好スタートからロクスンが逃げ切り!
2番手につけたセクストンは立体交差のジャンプ手前でクラッシュし、大きく出遅れましたが5番手まで追い上げました。
淡々と走ったローレンスが2番手。移籍組のアンダーソンが3番手でスズキの存在感。
スターレーシングからQuadホンダに移籍したクレイグも好調でした。WMXでたっぷりホンダのマシンを乗り込んだ成果か。
そして、プライベーター勢の中で唯一、曲者フリージーがメインへ。
それ以外はすべてファクトリーもしくはセミファクトリーライダーという層の厚さ。ファクトリーのマーチバンクス、ジャスティンクーパー、そしてニコルズがまさかのラストチャンスへ。
250 LCQ

モジマンがホールショットから危なげない走りで順当にトップ。波乱なし。
450 LCQ

プレシンジャー、クーパー、ニコルス、マーチバンクスという凄まじいメンバーがラストチャンスという、プライベーターにとっては悲惨な状況。
当に上位を締めたファクトリーライダーの中で、マーチバンクスが3番手走行中にフープスでクラッシュし、ほろ苦いファクトリーデビュー戦となりました、、、。
250 MAIN


ハスクバーナファクトリーのディフランシスコがホールショット!ホンダファクトリーのハイマス、プロサーキットのマカドゥ、アンスティと続き、チャンピオンのディーガンは13番手と大きく出遅れます。
さらにはチャンピオン候補のキッチンもスタート直後に転倒と、波乱の幕開け。
逃げるディフランシスコを中盤にとらえたアンスティがあっさりとかわし、その後は独走で優勝。
1. MAX ANSTIE Monster Energy Star Racing Yamaha
強い!好スタートから中盤にディフランシスコをかわし、全く危なげないライディングで、スキなしの完璧な勝利でした!昨年の開幕戦に続き、これでキャリア4勝目!昨年は怪我で途中離脱しましたが、この好調さをキープできれば、チームメイトのディーガンにとって怖い存在になるでしょう!
2.CHANCE HYMAS Honda HRC Progressive
力強さ復活!アウトドアのイメージが強いハイマスですが、ようやくスーパークロスも開花した印象。ホンダファクトリーに相応しい存在になってきました!
3.RYDER DIFRANCESCO Rockstar Energy Husqvarana
タイムドプラクティスは好調でしたが、ヒートレースで失速。しかしメインはホールショットから逃げる展開で、最後はディーガンを抑えての表彰台獲得はお見事!昨年はGASGASファクトリーからの参戦で、序盤はコンスタントに上位に顔を出していましたが負傷により失速。心機一転ハスクバーナファクトリーからの出走で結果を残しました。かつてはチームグリーン史上最高のスポンサー数を誇り、キッズ時代から次世代を期待されていたライダー。ヒゲも生やして大人になりました。
4.HAIDEN DEEGAN Monster Energy Star Racing Yamaha
スタート13番手と大きく出遅れ、渾身の追い上げを見せるものの、最終的にはこの順位。スピードは間違いなくトップでしたが、それでも出遅れるとこの位置までしか上がってこれない250クラスの層の厚さ。
5. MICHAEL MOSIMAN Monster Energy Star Racing Yamaha
ヒートレースのクラッシュによりラストチャンスからメインへ。クラッシュがなければこの順位は妥当。
6.LEVI KITCHEN Pro Circuit Kawasaki
好スタートを切ながら、後の転倒が痛すぎました・・・。しなやかなライディングは健在で、今年の活躍を予感させるものでしたが、ワンミスが致命傷に。
7.MAXIMUS VOHLAND ClubMX Yamaha
高身長なのにフープスがイマイチ。お父さんはあのタロンボーランドで、AMAでもWMXでも大活躍したライダー。元KTMファクトリーライダーとして、もう少し存在感が欲しい。
8.HUNTER YODER ClubMX Yamaha
クラブヤマハのデビュー戦でこの順位はお見事!格上とみられていたチームメイトのボーランドと長いことバトルするシーンは見応えがありました。今年はワンランク上にブレイクの予感。
9.AVERY LONG AEO Powersports KTM Racing
今年もAEOからのエントリー。
10.DILAN SCHWARTZ Toyota Redlands BarX Yamaha
11.CARSON MUMFORD AEO Powersports KTM
Quadlock HondaからAEOへ移籍したマウフォードがこの位置。ここ数年、次々にチームが変わるのでこのあたりで落ち着きたいところ。アマチュア時代のスター性が完全に薄れた印象。
22.CAMERON MCADOO Monster Energy Pro Circuit Kawasaki
またですか・・・上位を争うもミス、その後ディーガンに突っ込み激しくクラッシュ。
450 MAIN


トマックがホールショット!すぐにかわしたウェブがトップに立ちますが、マルコムのクラッシュによりレッドフラッグで仕切り直し。
今度はプラドがホールショットをきめて、ハンター、トマック、ロクスン、アンダーソン、クレイグと続きます。
ウェブとセクストンは大きく出遅れ、追い上げの展開。
早くもトマックが1周目にトップにたち、逃げの展開に持ち込もうとしますが、ロクスンが至近距離で追いかけます。
ラストラップまでロクスンがくらいつきますが、バトルには至らず、トマックが逃げ切り!
1. ELI TOMAC RED BULL KTM FACTORY RACING
完全復活!引退すると宣言した昨シーズンから一転、現役続行を宣言しましたが、チームに空席がなく、KTMへ移籍。移籍直後は積極的にWMXへ参戦しますが、マシンセッティングが定まらず惨敗。それでも開幕までになんとかするのがこの人。しなやかなライディングは健在で、KTMデビュー戦にして優勝という最高の結果を残しました!
2.KEN ROCZEN Progressive Insurance Cycle Gear Suzuki
キレっキレ!好スタートから早めに追い上げ、トマックの独走を許さない展開に、ロクスンの今期にかける気合いを見ました。今年は期待できそう!
3.JORGE PRADO RED BULL KTM FACTORY RACING
キャリア発表彰台!昨年カワサキとのゴタゴタがあり、全くと言っていいほど存在感がありませんでしたが、やはり世界チャンピオンの底力はすごかった!乗り慣れたKTMのマシンに戻り、シーズンオフは初期のセッティングを変更せずに乗り込みを続け、外野の声を結果で封じました。スーパークロスでこれならアウトドアはもっと期待できそう!
4.HUNTER LAWRENCE Honda HRC Progressive
物足りない開幕戦・・・。アンダーソンを捉えるのが遅く、抜いた時にはプラドは先へ。追い詰めますが時間切れという、なんともな展開でした。好調そうではあるが、存在感が薄い。
5.JASON ANDERSON Twisted Tea Suzuki
まだ慣れが必要なのかなと思わせましたが、それでもスズキ移籍後の初戦としてはまずまずの結果だったのは。
6.JUSTIN COOPER Monster Energy Yamaha Star Racing
ヒートもラスチャンもメインも全てスタート出ることが出来ず、苦戦の開幕戦。今年もジャンピングマン健在。スピードも健在。キマれば優勝も見えてくるのかと。
7.COOPER WEBB Monster Energy Star Racing Yamaha
キレッキレのライディングで、スタートしてすぐにトマックをパスして引き離すライディングは衝撃でしたが、レッドフラッグ。そして仕切り直し後の出遅れが痛かった。ラスト3周での転倒もありこの順位となりましたが、チャンピオンの仕上がりは上々な模様。今年もウェブの年になるのか。
8.CHASE SEXTON Monster Energy Kawasaki
どうした・・・。ヒートレースから転倒があったり、メインも2回のコースアウトなど、終始バタバタな展開。
9.DYLAN FERRANDIS Troy Lee Designs Red Bull Ducati Factory Racing
悪くはないスタートに悪くはないライディングでしたが、終盤追い上げてきたウェブやクーパーに簡単にかわされたのは残念。バーシアがDNFだったので、チームメイト同士の対決はフェランディスの勝ち。
10.AARON PLESSINGER Red Bull KTM Factory Racing
不運が続いたカウボーイ。フープスは速かった。