2023AMAスーパークロス開幕戦
いよいよ始まった2023AMAスーパークロス開幕戦のリザルトをアップ!
タイムドプラクティスではセクストンがトップ。ヒートレースは2022チャンピオンのトマックとセクストンがそれぞれトップで、昨年のナショナルを思わせる展開。果たして決勝は・・・
【450クラス】
1 Eli Tomac
熱い!好スタートからすぐにトップに立ち、このまま逃げ切る展開かと思いきや、轍にすくわれる形でスリップダウン。しかしそこからはトマックらしい大胆な追い上げを見せ、ラスト3周で再びトップに!昨年はとにかく安定感が目立ちましたが、今年は安定感に加えて以前のようなキレもあるトマック。隙が見当たりません。
2 Cooper Webb
一時は引退説もささやかれたウェブですが、完全復活!得意のしぶとい追い上げを開幕戦から見せたことの意味は大きいでしょう。シーズン通して粘るウェブがチャンピオン争いに再び名乗りを上げました。
3 Chase Sexton
んーーー。マルコムをかわしたあとは完全にセクストンのレースでしたが、後半にミスを連発し、ウェブにもかわされる展開。転倒の多いセクストンなので、開幕戦はこれぐらいでいいのかも。
4 Dylan Ferrandis
見事な追い上げを見せたフェランディス。ヤマハ版クーパーウェブのような存在に今年はなれるか。
5 Ken Roczen
完全復活とまではいきませんでしたが、マシンを乗り換えてすぐのレースで快走を見せたロクスン!スズキとの相性はやはりいいのでしょうが、これからコースが難しくなってくるラウンドでどのようなライディングを見せるのか注目です。少しムラがあった気も・・・。
6 Colt Nichols
ホンダファクトリーのルーキー、ニコルズが最後まで安定して入賞はホンダファクトリーにとって明るいニュース。昨年の開幕戦ヒートレースの1周目にクラッシュし、スーパークロスシリーズはもちろん、ナショナルも全戦欠場していたのでほぼ一年ぶりのレースでしたが、見事に復活。
7 Jason Anderson
どうした・・・。プラクティスから転倒を繰り返し、メインも転倒と、まるで一昨年までのアンダーソンに戻ったかのような乱れっぷり。マシンなのか体調なのか。この人がかき回すレースは最後まで目が離せない展開が多いので、次戦以降の巻き返しに期待。
8 Aaron Plessinger
ヒートレースから光る走りを見せ、今年のプレシンジャーは違うと思わせましたが、メインは出遅れもあってこの位置。KTMとの契約最終年。
9 Adam Cianciarulo
転倒の影響もあってか、タイムドプラクティスからタイムが伸びず、存在感のなかったアダム。怪我が治りきっていないのか、それとも・・・。カワサキ勢の不調が目立った開幕戦でした。
10 Joey Savatgy
カワサキファクトリーのシートを狙うサバッジーが新しいチームで参戦開始。第8戦までのスポット参戦となるようですが、それまでにファクトリーのシートを掴むチャンスがくるのか。
11 Justin Barcia
ヒートレースでは存在感のなかったバーシアですが、メインではホールショットから快走!一昨年までの三年連続優勝を思い起こさせる力強いライディングでしたが、連続ジャンプでまさかのコースアウト→転倒。チームメイトのブラウンも250クラスのヒートレースで転倒に見舞われ、ほろ苦い新型マシンのデビュー戦となってしまいました。
12 Marvin Musquin
トップライムを叩き出し、メインも好スタートから上位を走りますが、ミスにより後退。でもまだまだいけるベテラン。
13 Christian Craig
トップ3フィニッシュもありえるかと思いましたが、ヒートレースからスタートに苦戦。フープスが簡単すぎてことも原因の一つでしょう。巻き返しに期待大。
14 Dean Wilson
チーム変わってもいつものこの位置。
15 Justin Hill
22 Malcolm Stewart
トマックの転倒によりトップを快走し、初優勝も見えていたマルコムでしたが、轍が深くなった後半にまさかの前転。。。
【250クラス】
タイムドプラクティストップはフォークナー。そしてまさかのブラジリアンロペスがフリープラクティスでトップタイム、ヒートレースも好調。そしてハンプシャーもヒートレースではジェットを抑えてのトップと、意外なライダーが活躍しましたがメインはいかに。
1 Jett Lawrence
格が違う・・・。隙ゼロ。ヒートレースではスタート出遅れましたが、メインはきっちりとホールショットを決め、一度もトップを譲ることなく完璧な勝利。下馬表通り、大きな怪我などない限りチャンピオンは確実だと思わせるライディングでした。
2 R.J. Hampshire
勢い!数年ぶりのWestシリーズ参戦という不安要素はありましたが、ヒートレースから力強い走りを披露。メインはスタート出遅れるものの、あっという間に上位へ。マカドゥのミスもあって最終的にはこの順位。今年のハンプシャーは違います。
3 Cameron Mcadoo
もう一押しが必要。ヒートレースからスタートも決まる、タイムも出てはいるのですが、圧倒的なチャンピオン候補がいるこのシリーズではもうワンプッシュが必要になってくるでしょう。安定感は◎
4 Mitchell Oldenburg
ベテラン強し!追い上げのターゲットにボーランドがいたこともプラスでしたが、見事なライディングでした!フリージーが謹慎?により今季のスーパークロスには不参加なので、モトコンセプツの期待はオルデンバーグに集中。
5 Max Vohland
んーーーー物足りない。3年目の今期はいよいよチャンピオン争いに絡んでくるかと予想していたのですが、好スタートから徐々に抜かれる苦しい展開。ファクトリーライダーとしては物足りなさが残ります。
6 Enzo Lopes
ナイスライディング!タイムドプラクティスで初めてのトップタイムを叩き出したことから一気に注目度がアップ。ヒートレースでも期待通りの速さを見せ、メインもいい位置にいたのですが、ミスで後退。しかし、その後キレのあるライディングで追い上げ、最終的にはチームメイトのロペスを抜くどころか、スターレーシングの二人よりも上位へ。今季のこのクラスを面白くしてくれる存在になりそう。
7 Levi Kitchen
ヤマハのエースチームライダーとしては物足りない結果に・・・。
8 Phillip Nicoletti
34歳大ベテランのニコレッティ!まだまだいけます!
9 Stilez Robertson
ハスクバーナファクトリーから移籍し、スターレーシングのWestシリーズエースとして期待がかかりましたが、出遅れもありこの位置。徐々に頭角を表すか、今後に注目です。
10 Derek Kelley
22 Austin Forkner
タイムドプラクティスではトップタイムを叩き出したものの、まさかのスタート直後にビッグクラッシュ・・。ヒートレースでも転倒するなど、レースになると荒れた展開に。シリーズ離脱の可能性も・・・。
Pierce Brown
ヒートレースのスタート直後に転倒し、欠場。。。早くもチャンピオン候補から脱落。