畑尾樹璃選手の出国直前インタビュー
2018年度全日本モトクロス選手権レディースクラスチャンピオン、畑尾樹璃選手が、本年度は全日本モトクロスではなく、ヨーロッパで開催されるウィメンズモトクロス世界選手権(WMX)に参戦!
モトクロスファンサイトでは、そんな畑尾選手に今回お話を聞かせていただきました。
【2019年の参戦レースを教えてください】
2019年度は、「世界最速」の女性モトクロスライダーを決定する2019ウィメンズモトクロス世界選手権(WMX)に参戦します。
WMXは、モトクロス世界選手権に併催される形で年間6戦、各2ヒート、合計12ヒートの獲得ポイントにより、世界でもっとも速い女性のモトクロスライダーを決定する選手権です。
参戦ライダーはスポット参戦も含め50名程度。ヨーロッパ出身者がほとんどで、一部オセアニアのライダーが含まれています。
全日本モトクロス選手権レディスクラスとの大きな違いは、250ccのフルサイズマシンを使用して戦うことです。
【どのような参戦体制になりますか?】
プライベーターでの参戦予定です。
日本のプライベーターとさほど変わらないと思います。
【ウィメンズモトクロス世界選手権挑戦の経緯を教えてください】
4年前にタイ3年前にオランダの世界選手権に参戦させていただき、私よりも速い選手が大勢いました。
その中で私自身がどこまで通用するのか、また挑戦していく中で世界のトップライダーと戦ってみたいと思ったからです。
【活動拠点はどこになりますか?】
ドイツになります。
【今年、日本で走る予定は?】
まだはっきりとは言えませんが、最終戦あたりで走れたらいいかなと思っています。
【ウィメンズモトクロス世界選手の目標を教えてください】
今シーズン、まずはトップ10を目指します。
初戦がサンドコースで日本人が苦手とする路面です。
幸い、拠点となるドイツから近いところにあるので、しっかり乗り込みをして少しでもいい順位で開幕戦を終えたいと思っています。