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全日本モトクロス選手権第7戦(近畿大会)/決勝速報

日曜日速報

第7戦近畿大会の決勝は、奈良県の名阪スポーツランドで9月10日(日)に開催されました。朝は晴天も、正午前から急に雲が増え、お昼休みの終わりごろには雨。すぐに止むと、その後は曇り時々晴れという、山沿いにある名阪ならではのコロコロ変わる天候でした。

ここでは、今大会で活躍したライダーの声をお伝えします。

IA-1ヒート1

ランキングトップの山本鯨(#400)が、2周目にトップへ浮上すると、翌周から着実にリードを拡大。僅差でチャンピオン争いを繰り広げる小方誠(#10)が中盤に2番手に上がると、山本は再びペースを上げる完ぺきなレースコントロールをみせ、リードを守りました。

優勝 山本鯨(#400)

本当に暑いなかでのレースで、30分を走り切るのはツラかったのですが、応援がパワーとなって勝つことができました。第二の地元となった奈良で優勝できてうれしいですが、まだヒート1ですし、名阪では何度も苦い思い出があるので、ヒート2も全力で挑みます。

2位 小方誠(#10 

スタートですごい出遅れてしまったんですが、その後はうまく追い上げることができました。鯨君が速くて、2位で終わってしまったんですが、ヒート2はスタートでしっかり前のポジションを確保して、優勝できるようにがんばりたいと思います。

3位 平田優(#99)

前半はそれほど悪くない走りができていると思ったのですが、山本君には逃げられてしまい、後ろから来た小方選手にはパスされてしまいました。なんとかついていきたかったのですが、苦しくてガマンできませんでした。ヒート2は、そこをガマンして勝ちます。

IA-1ヒート2

オープニングラップから、山本鯨(#400)がトップを快走。序盤の3周で約8秒もリードを奪いましたが、4周目に新井宏彰(#331)が2番手に浮上すると、徐々にその差が縮まりました。しかし山本は、約4秒よりは新井を近づけず、最後までトップを守りました。

優勝 山本鯨(#400)

やりました~! 本当に疲れました。でも、最後まで応援してくれる人がたくさんいたので、集中して走り続けることができました。今季も残り2戦なので、ここでもう一度気を引き締めて、持てる全精力を注いでレースを勝ちに行きたいと思います!

2位 新井宏彰(#331)

僕は神戸に住んでいるので、ここはほぼ地元。ヒート1は少し走りがカタくなってしまい、前のライダーを抜くのに手こずってしまいましたが、ヒート2は気持ちを切り替えながらも再び前を目指す気持ちをしっかり持ち、山本選手には負けましたが2位になれました。

3位 小方誠(#10)

ムチャ悔しい! スタートですごい出遅れてしまって、ようやく3番手になってから新井君と鯨君が見えたので、「絶対に抜いてやる~!」と思ってペースを上げたんですが、追いつけませんでした。でも、カワサキ本社に近いコースで表彰台に上がれてうれしいです。

IA-2ヒート1

序盤は、ポイントリーダーの古賀太基(#922)がトップ。レースが中盤に入ったところでこの古賀を抜いたのは、前戦で足をケガして厳しい状態にあるはずの小川孝平(#912)でした。古賀は後半に4位まで後退し、2位は6番手から追い上げた岡野聖(#30)でした。

優勝 小川孝平(#912)

前戦のSUGO大会でも決勝のヒート1は勝って、ヒート2も勝とうとしたら1周目にクラッシュ。ケガをしてDNFになってしまいました。なので、今回はヒート2も油断せずに走って、ケガをすることなくしっかり勝ちたいと思います!

2位 岡野聖(#30)

地元ということで思い入れが強く、序盤はカラダの動きがカタくて思うような走りができなかったのですが、途中からペースがよくなりました。そのまま勝てればよかったのですが、ちょっとトップまでは追いつけませんでした。ヒート2は、勝利を狙っていきます。

3位 渡辺祐介(#31)

スタートで大失敗してしまい、追い上げのレースになってしまいました。3番手に上がったときには、2番手の岡野選手やトップの小川選手は、すでに見えないところにいました。このままでは終われないので、ヒート2はしっかりスタートを決めて勝ちたいです!

IA-2ヒート2

序盤は、古賀太基(#922)と岡野聖(#30)が首位争い。レースが後半に入ったところで、古賀を僅差でマークし続けていた岡野が転倒により後退し、代わって渡辺祐介(#31)が古賀に肉迫。終盤を迎えるころに逆転して渡辺が優勝し、古賀と渡辺は3点差に!

優勝 渡辺祐介(#31)

ヒート1と同様にヒート2もスタートで遅れてしまい、前を走る岡野選手と古賀選手はすごい速くて、追いつけるか不安でした。でも、ヤマハのバイクがよく走り、しかも応援が力となって勝てました。残り2戦、逆転チャンピオンに向けて精一杯戦います!

2位 古賀太基(#922)

ヒート1は、ちょっとマシンにトラブルがあり、ペースが上がらず4位という情けない結果に終わってしまいました。ヒート2は、渡辺選手に抜かれてからもプッシュしましたが、再逆転はできませんでした。次戦では、MXGPで学んだことを発揮してピンピン獲ります!

3位 岡野聖(#30)

トップの古賀選手をマークしていて、優勝が狙えると思っていたのですが、自分の技術不足で転倒してしまいました。3位という結果に満足しているわけではないので、得意なコースだと思っている次戦のオフビでは、僕がピンピンを決められるようがんばります。

レディ

スタートからトップを快走したのは、このコースを本拠地とするチームから参戦する安原さや(#4)。終盤、ポイントリーダーの竹内優菜(#2)が安原の背後に迫るも、安原が粘って今季2勝目を挙げました。なお、ランキング2番手の久保まな(#5)は4位でした。

優勝 安原さや(#4)

名阪レーシングなのに名阪はいつも遅くて、それでもいつもみんながいっぱい応援してくれて、今回は勝つこともできてメッチャうれしいです。まだまだイケそうなので、これからもまだまだ走ります。変わらず、これからも応援よろしくお願いいたします!

※詳しいレポートは、レース開催翌日朝にアップされるMFJオフィシャルサイトをご覧ください。