1. HOME
  2. ブログ
  3. 全日本モトクロス選手権第6戦(SUGO大会)/予選速報

全日本モトクロス選手権第6戦(SUGO大会)/予選速報

約1ヵ月半の夏休みが終わり、全日本モトクロス選手権はシーズン後半戦に突入。第6戦SUGO大会が宮城県のスポーツランドで開催され、その各クラス予選が8月26日(土)に行われました。朝方まで降った雨の影響などで、朝イチの路面はマディコンディション。しかし日中は晴れ、午後にはドライまで一気に回復しました。コースは、第4戦をほぼ踏襲するレイアウトですが、降雨の影響で予選日のみ大坂がショートカットされました。

予選出走台数は19台。10分+1周の予選レースは、前戦でランキングトップに躍り出た山本鯨(#400)の好スタートで幕を開けました。大塚豪太(#45)、田中雅己(#113)、トップと3ポイント差のランキング2番手につける小方誠(#10)、その小方とわずか5ポイント差のランキング3番手となっている成田亮(#1)が、山本を追撃。1周目に小方が2番手、成田が3番手に浮上すると、2周目以降は山本と小方と成田の3台が、後続を大きく引き離しながらトップ争いを展開しました。この中で成田は、2周目に小方を抜いて2番手に順位を上げました。

一方、4番手争いでは3周目に入ったところで大塚や田中が転倒。これで大塚が8番手まで順位を下げ、新井宏彰(#331)が4番手、田中が5番手キープ、転倒で出遅れていた平田優(#99)が6番手となりました。レース終盤、トップはなおも3台による争い。一度は少し間隔が開きましたが、最終ラップには成田がトップの山本に肉迫しました。しかし順位は変わらず、これで予選レースは山本、成田、小方、平田、新井、田中、小島庸平(#44)、深谷広一(#7)、大塚、星野裕(#8)のトップ10となりました。

IA2クラス

37台が2組にわかれて10分+1周の予選レースを走り、30名の決勝進出者を決めました。A組は、好スタートを切ったポイントリーダーの古賀太基(#922)を、岡野聖(#30)と池本凌汰(#38)が追う展開。ランキング3番手の小川孝平(#912)は、スタート直後に転倒して最後尾からの追い上げとなりました。2周目、古賀がミスして3番手に後退。しかし翌周に池本を抜くと、トップの岡野に迫りました。岡野と古賀は、ラストの6周目までバトルを演じるも順位は変わらず。岡野がトップ、古賀が2位、池本はこの2台から遅れて3位、驚異的な追い上げを見せた小川が4位でした。

B組は、トップと8ポイント差のランキング2番手で今大会を迎えた渡辺祐介(#31)がホールショット。オープニングラップから、いきなり後続を引き離していきました。2番手争いは、道脇右京(#40)と安原志(#17)。2周目に安原が先行して、こちらも単独走行となっていきました。レース中盤、道脇を大木汰一(#57)と内田篤基(#43)がパス。レースは渡辺がトップでチェッカーを受け、安原が2位、大木が3位、内田が4位、道脇が5位となりました。決勝進出トップ10は渡辺、岡野、安原、古賀、大木、池本、内田、小川、道脇、ハドリー・ナイト(#777)です。

レディースクラス

2組40台が各3周の予選レースを行いました。A組は、ポイントリーダーの竹内優菜(#2)が好スタート。本田七海(#6)と第4戦SUGO大会勝者の畑尾樹璃(#3)が追うと、1周目に畑尾が本田を抜きました。2周目以降、竹内は徐々にリードを拡大。畑尾と本田は最後までバトルを続け、畑尾が僅差で順位を守りました。

B組は、前戦で今季初優勝を収めた安原さや(#4)を、川井麻央(#14)とランキング2番手の久保まな(#5)、勝股七海(#9)がマーク。安原が逃げ切り、最終ラップに川井を抜いた久保が2位でした。決勝進出トップ6は竹内、安原、畑尾、久保、本田、川井です。