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全日本モトクロス選手権第4戦(SUGO大会)/決勝

日曜日速報

宮城県のスポーツランドSUGOで6月4日(日)に開催された今季第4戦の決勝は、雲が多めながら時々晴れ間がのぞく空模様。最高気温は18度で、午後は強めの風が吹く肌寒い1日でしたが、レースは熱くなりました。リッキー・カーマイケル&熱田孝高のデモランも大盛況!

ここでは、今大会で活躍したライダーの声をお伝えします。

IA-1ヒート1

トップの成田亮(#1)を、山本鯨(#400)や小方誠(#10)、平田優(#99)が追うレース序盤。粘る成田を抜いて、中盤でトップに浮上したのは小方。そのままリードを拡大して、勝利を収めました。2位は、最終ラップに平田を逆転した山本。成田は4位でした。

優勝 小方誠(#10 

ちょっと出遅れてしまい、レース序盤は鯨君とか成田さんも速くて、抜くのが難しいと感じていましたが、うまくトップに立つことができました。前戦から3連勝で、このまま勝ち続けられたらうれしいですが、そうもいかないと思うので、気を引き締めていきます。

2位 山本鯨(#400) 

1周目の3コーナーで成田さんに抜かれてから、ちょっと自分のリズムを崩してしまい、取り戻すのに時間がかかってしまいました。ニッキー・ヘイデン選手が亡くなり、Team HRCとしても悲しさを感じている中でのレース。ヒート2で勝利して、ニッキーに捧げたいです。

3位 平田優(#99)

どうもこうもないです。最後に抜かれていたら全然話にならないので、ヒート2は一番になれるように一生懸命がんばります。応援よろしくお願いします。

IA-1ヒート2

スタート直後、スパートをかけて逃げ切りを図ったのは成田亮(#1)。しかしすぐに後続が追いつき、レースが中盤を迎えるころには5台によるトップ争い。ここから抜け出した小方誠(#10)が、前戦に続いて両ヒート制覇を達成して、ランキングトップに立ちました。

優勝 小方誠#10 

やった~! もちろんこの大会でも両ヒートで優勝したいと思っていましたが、他のライダーも速いので簡単にはいかないこともわかっていました。初めての全日本4ヒート連勝なので、すごくうれしいです。チームの体制がすごくよく、走りに集中して臨めています。

2位 山本鯨#400 

悔しいです。やることを全力でやって、チームやスポンサーからも大きな協力を得て今大会に臨みましたが、勝てませんでした。自分の力不足です。次戦まで少しインターバルがあるので、この間に自分がやるべきことをしっかりやって、全力で勝ちに行きます。

3位 平田優(#99)

今シーズンで初めて、レースらしいレースができたと思います。ここからひとつずつ積み重ねていって、小方選手や山本選手、成田選手に勝てるように一生懸命走るので、今後も応援よろしくお願いします。

IA-2ヒート1

古賀太基(#922)と小川孝平(#912)と渡辺祐介(#31)が、スタート直後から後続を引き離してトップグループを形成。小川が序盤に少し遅れ、古賀と渡辺がドッグファイトを繰り広げると、古賀が転倒して渡辺が独走。小川が、古賀を振り切って2位となりました。

優勝 渡辺祐介(#31)

スタートからいい位置をキープできて、小川選手や古賀選手と楽しいバトルができました。IBオープンのヒート1で弟に勝たれてしまったので、続かないといけないと思いました。第2戦で足を骨折しまったので、ケアしてくれているトレーナーにも感謝しています。

2位 小川孝平(#912)

スタートでは前に出られたのに、古賀君と渡辺君が速くて、バトルというバトルもできず、淡々と走ったレースになってしまいました。前戦の練習走行でクラッシュして、決勝を走ることができなかったので、この2位をきっかけに巻き返しを図っていきたいと思います。

3位 古賀太基(#922)

スタートダッシュが決まり、小川選手や渡辺選手とのバトルもできて、トップを走れていたのに、自分のミスで勝てるレースを落としてしまいました。とても悔しいです。ヒート2では絶対に表彰台の一番高いところに立って、総合優勝を獲得したいと思います。

IA-2ヒート2

スタート直後にトップへ浮上した渡辺祐介(#31)が、序盤から後続を引き離して独走。両ヒート制覇を達成しました。古賀太基(#922)と小川孝平(#912)は序盤にドッグファイトを繰り広げ、これに競り勝った小川が2位。古賀も最後まで粘りましたが3位でした。

優勝 渡辺祐介(#31)

ヤマハの旗を振って応援してくださった方々からたくさんの力をもらい、優勝することができました。第5戦そして第6戦と、出身である東北地方でのラウンドが続くので、ヤマハをアピールしながら観ていて楽しいレースができるよう、まずは次戦もがんばります!

2位 小川孝平(#912)

前戦の決勝を走れなかったことを考えたら、両ヒートを2位でまとめられたことはうれしいですが、とはいえ2位というのはやっぱり悔しいです。次戦までは少し間隔があるので、トレーニングをしっかりして、次こそ再び優勝できるように取り組んでいきたいです。

3位 古賀太基(#922)

スタートが決まって上位を走れていましたが、荒れた路面に対応することができず、勝利を逃してしまいました。両ヒートを3位でまとめ、大きく取りこぼさなかった点はよかったのですが、正直なところ、このレースでは優勝しか見ていなかったので悔しいです。

レディ

川井麻央(#14)とのチームメイト対決を制して、1周目にトップへ浮上した畑尾樹璃(#3)を、前戦で優勝したポイントリーダーの竹内優菜(#2)が追う展開。しかし両者の差は4~5秒ほどで保たれ、畑尾が逃げ切って優勝。川井の追撃は届かず、竹内が2位でした。

優勝・畑尾樹璃(#3)

本当は地元の九州で開催された開幕戦で、ホンダでの初勝利を挙げたかったのですが、自分のミスでそれができず、悔しく思っていました。次戦の藤沢スポーツランドでは、これまで一度も表彰台に乗ったことがないのですが、この調子で勝てるようにがんばります。

※詳しいレポートは、レース開催翌日朝にアップされるMFJオフィシャルサイトをご覧ください。