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全日本モトクロス第9戦【土曜日速報】

全日本モトクロス選手権は今季最終戦を迎え、第9戦の予選が10月22日(土)に宮城県のスポーツランドSUGOで実施されました。今大会は「第54回MFJグランプリモトクロス大会」として、国際格式による開催。IA両クラスには、海外選手の参加もありました。朝の気温は一桁。天候は曇り時々晴れで、日中の最高気温は17度でした。なおIA-1、IA-2、レディースクラスは、いずれもこの最終戦までチャンピオン決定が持ち越されています。

 

 

[ IA1 ]ホンダから、AMAで活躍するコール・シーリー(#114)と14年から世界選手権に参戦してきた山本鯨(#400)が参戦。計21台が10分+1周の予選レースに臨みました。ホールショットは成田亮(#982)。しかしすぐにシーリーがトップに立つと、余裕で独走しました。2番手の成田には山本と小島庸平(#1)が迫り、3周目に山本が成田をパスすると、成田は小島とともに山本をマーク。後半、ここから小島が脱落すると、背後に新井宏彰(#331)が接近しました。ラスト2周の6周目、成田が山本をパス。山本はすぐ抜き返しましたが、最後は再び成田が前へ。これで予選トップ10はシーリー、成田、山本、小島、新井、平田優(#99)、田中教世(#8)、星野裕(#9)、熱田孝高(#2)、小方誠(#4)となりました。

[ IA2 ]40台が2組にわかれて、10分+1周の予選レースに出走。A組は、田中雅己(#113)が1周目トップ。これを渡辺祐介(#32)が追うと、2周目に逆転しました。抜かれた田中は、渡辺を必死にマーク。1周目6番手から追い上げたポイントリーダーの能塚智寛(#28)が田中と数秒差まで近づいたところで、レース終了となりました。B組は、横澤拓夢(#36)と古賀太基(#122)が好スタート。前半は、1周目に順位を上げた小川孝平(#912)を引き離して、古賀が独走しました。後半、古賀に小川が接近。しかし古賀がトップを守りました。ランク2番手の岡野聖(#31)は3位でした。決勝進出トップ10は渡辺、古賀、田中、小川、能塚、岡野、竹中純矢(#29)、横澤、植田翔太(#52)、内田篤基(#47)です。

[ Ladies ]2組50台が3周の予選レース。A組は、ポイントリーダーの中野洋子(#3)がスタート直後に転倒する波乱。レースは序盤から久保まな(#5)と畑尾樹璃(#14)が先頭を争い、終盤には西翔子(#9)と菅原悠花(#8)も迫りましたが、順位は変わりませんでした。B組は、ランキング2番手の竹内優菜(#2)がホールショットから独走。本田七海(#4)と勝股七海(#7)と安原さや(#1)の2番手争いは、終盤に本田が抜け出しました。決勝進出トップ6は竹内、久保、本田、畑尾、勝股、西。そして中野は、予選12番手でした。