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2024 AMAスーパークロス第2戦

サンフランシスコのオラクルパークで開催されたAMAスーパークロス第2戦!開幕戦エンゼルスタジアムは45,050人の満席となり、450SXレースデビュー戦で優勝したジェットローレンスは史上初の快挙!歴史を作りました。
果たして第2戦はいかに・・・。

Qualifying

450 CLASS

マディコンディションとなったタイムドプラクティスでは、GNCCにも幾度となく参戦し、荒れたコンディションを得意とするプレシンジャーがトップタイム。2位にはセクストンが入り、KTMがワンツー。同じくマディを得意とするバーシアがイマイチのポジションなのが気がかりなところ。

250 CLASS

開幕戦で勝利したハンプシャーがトップ。オールコンディションで強いことがチャンピオン争いの絶対条件ですが、さすがといったところ。
開幕戦で負傷したスラッシャーも復調。下田選手は11位。様子見か。

250 HEAT

HEAT 1

キレっキレのスタートで勝負アリ!1コーナーの鋭い突っ込みでスミスをかわした下田選手が1周目から完全な独走で今季初ヒートウィン!フィニッシュジャンプでも魅せてくれました。

HEAT 2

ルーキーのディフランシスコが初のヒートウィン!ランキングトップのハンプシャーを抑えての勝利は自信に繋がったことでしょう。
タイムドプラクティストップのスラッシャーはラストチャンスへ。これがマディレースの怖いところ。

450 HEAT

HEAT 1

第3戦まで出場を予定している世界チャンピオンのプラドがこちらも初のヒートウィン!ホールショットから最後までセクストンとバトルしたスペイン人がマディの強みを発揮。
バーシアがまさかまさかのラストチャンスへ・・。

HEAT 2

タイムドプラクティストップのプレシンジャーが独走体制を築きますが、まさかのラストラップで失速。追い上げていたフェランディスがトップでチェッカー。同じく追い上げたウェブが2位。コースアウトを繰り返したハンターは5位。ドレイクは開幕戦から速さを見せ、今回も危なげなくメインへ。
250、450共にホンダ勢とGASGAS勢が制しました。

LCQ

250 CLASS

スタート2番手のスラッシャーがすぐにトップに立ち独走。注目度抜群のラニノビッチは1周目に転倒・・・。ゼッケンも当時の132番。

450 CLASS

スタートで片手が離れ、12位と大きく出遅れたバーシアが快心の追い上げで2位へ。スターレーシングのクーパーは転倒によりまさかの予選落ち。悪党(笑)フリージーもトップ走行中の転倒で予選落ち。

MAIN RACE

【450 CLASS】

 

1 Chase Sexton
超安定感!ホールショットから全く危なげないライディングで今季初優勝!開幕戦からの連続表彰台はセクストンだけ!ニューポイントリーダーに!移籍初年度ということもあって、マシンセッティングの問題が大きく取り沙汰されるセクストン。開幕戦のレース後記者会見では、1ヶ月前までは表彰台に上がれるなんて思ってもいなかったというほどに深刻だったようですが、克服できるのもチャンピオンの証。

 

2 Eli Tomac
開幕戦の9位から素早くジャンプアップしてきたトマック。セクストンにワンミスがあればすぐに追いつける位置まで追い上げますが、ここまで。これを復調と見るのか、はたまたマディコンディションだったからなのか、答えは次戦で明らかに。

 

3 Ken Roczen
開幕戦はスタート直後の転倒により10位と出遅れたロクスンが巻き返しの表彰台へ。好スタートから持ち前のスムーズなライディングで、今年も好調な仕上がりを予感させます。

 

4 Shane McElrath
大金星!キャリア最高位更新!昨年の最終戦で獲得した5位は、強豪ライダーたちが欠場しての順位でしたが、今回の4位はほぼフルメンバーの中で獲得したもの。ロクスンと共に快走する姿は胸熱でした。

 

5 Aaron Plessinger
開幕戦の4位に続いて今回もトップ5フィニッシュ。安定感に難ありのプレシンジャーでしたが、契約最終年ということもあって安定感にスピードがついてくる結果に。

 

6 Dylan Ferrandis
こちらも2戦連続のトップ6入りを果たしたフェランディス。ヒートレースから好調で、アウトドアチャンピオンの強さをいかんなく発揮しました。

 

7 Jorge Prado
ヒートレースの勝者がメインでも活躍。徐々にAMAのレースにも慣れたようで、来年は日本メーカーが獲得を狙っているという噂。次戦が今年最後のスーパークロス参戦となります。

 

8 Adam Cianciarulo
スタート3番手から序盤は順位をキープしますが、徐々に後退。スピードの上がらないマディレースでは活躍が期待されましたがこの順位。カワサキ勢最高位とはいえ、物足りない。

 

9 Jett Lawrence
開幕戦とは別人のようなライディングで転倒を繰り返したジェットローレンス。マディコンディションの弱さを露呈した形。セクストンに周回遅れにされる姿はなかなかの衝撃でした。

 

10 Hunter Lawrence
昨年まではマディコンディションでも圧倒的な安定感を発揮していたハンターですが、層の熱いプレミアクラスではこの順位。450デビュー戦としてはまずまずの結果。

 

11 Cooper Webb
1周目7位から終盤まで上位を走っていましたが、最後に失速。

 

12 Jason Anderson
スタート直後に激しくクラッシュ・・・。

 

【250 CLASS】

完璧なスタートを決めたスミスが一周目から独走。キッチンもよく追い上げ連続表彰台を獲得。下田選手は残念な結果に・・。

1 Jordon Smith
どうした??スターレーシング2年目のスミスがマディコンディションをものともせず安定感のあるライディングで優勝。これで次戦はレッドプレート。スターレーシング時代のクレイグを思い起こさせるような強さを見せ始めたスミスに隙はあるのか。次戦よりモジマンがスターレーシングに加入するとの噂あり。

 

2 Levi Kitchen
開幕戦で3位表彰台を獲得したキッチンが連続表彰台!持ち前のスピードに加えてしぶとい追い上げもできるようになったのが強み。ランキングも2位に浮上し、チャンピオン争いの一角を担うことに。移籍一年目、そして移籍直後でこの成績はお見事。

 

3 Garrett Marchbanks
マディに強いマーチバンクスがラストでニコレッティをかわし4年ぶりの表彰台!プロサーキット時代にはマディのスーパークロスで優勝経験もあるライダーなので、この成績には納得。近年は負傷に悩まされることが多いですが、キマれば速いマーチバンクスが戻ってきました!

 

4 Phillip Nicoletti
この日一番会場を盛り上げたのは間違いなくこの人!34歳ニコレッティ!中盤は2位までポジションを上げ、表彰台が目の前に見えていたのですが、ラスト2周でチームメイトのマーチバンクスにかわされ惜しくも4位!とても惜しいレースでしたが、開幕戦の不運を思うと十分な結果と言えるでしょう。

 

5 Carson Mumford
中盤には3位に浮上し、初の表彰台登壇が期待されましたがフィニッシュジャンプで惜しくも転倒。しかし、諦めないライディングは過去のマムフォードにはなかったスタイル。22歳、上位慣れもしてきたところで、キャリア初表彰台が期待されます。

 

6 Anthony Bourdon
お見事!!!フランスの2020年SXチャンピオンがスーパークロスでトップ6!ハンプシャーを絡めたクラッシュなど、危ない場面もありましたが見事に乗り切ってキャリア最上位獲得!今年は総勢6人体制となったBARX SUZUKIの中で最も期待されるライダーが見事に結果を出しました!

 

7 Joshua Varize
開幕戦のプレスデイでフロント周りが大破してクラッシュしたヴァライズ。自らの名前を冠したプライベートチームからの参戦ですが、お見事キャリア最上位獲得。

 

8 Hunter Yoder Mitchell Oldenburg
ラスちゃんの強者(笑)ヨーダが今回はメインでもトップ10フィニッシュ。

 

9 R.J. Hampshire
出遅れが痛かった・・・。スピードは確実にトップなのに、今年もスタートが決まった時と決まらなかった時の成績に大きく差が出てしまうことを露呈したハンプシャー。ボードンの転倒に巻き込まれなければ上位も見えていましたが、、、。このレース展開が今年も繰り返されるようでしたらまだまだ下田選手にも挽回の余地あり。

 

10 Mitchell Oldenburg
開幕戦ではスタートゲートに引っかかりながらも追い上げて8位のオルデンバーグでしたが、今回はマディコンディションに翻弄されました。

 

18 Nate Thrasher
ラスちゃんからファイナル進出しましたが、2戦連続惨敗。コンディションに左右されるライディングスタイルは相変わらず・・・

 

19 Maximus Vohland
残り5分まで上位を走っていたものの、最後にマシントラブル・・・。不運。

 

22 Jo Shimoda
ヒートレース、メイン共にスタートも出るようになり、一周目3位から上位を狙ったところで転倒。その後エンジントラブル?でリタイア。昨年爆発的な速さを見せたジェット、そして驚異的な強さを見せたハンター、その両チャンピオンからすると、同じ体制、同じマシンのファクトリーライダーとして、どうしても弱さが目立つ結果に。今年のウエストは安定感に難ありの上位陣が多いので、まだまだチャンスはあると言えますが、自身も不の連鎖に巻き込まれている感があり、厳しい戦いが予想されます。ランキングもトップテン圏外へ。

 

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