1. HOME
  2. ブログ
  3. 全日本モトクロス第6戦【速報】

全日本モトクロス第6戦【速報】

シーズン終盤戦に向けて流れを引き寄せたいライダーたちが、毎年のように熱戦を繰り広げる東北大会。今年は、好天に恵まれながらも最高気温が30度を大きく下回る、絶好の観戦日和になりました。もちろん路面は、土日ともにドライ。ルーストは大盛りでした!
ここでは、今大会で活躍したライダーの声をお伝えします。

【IA1クラス】

【IA-1ヒート1】スタート直後、マルチクラッシュで成田亮(#982)のマシンが壊れて、深谷広一(#13)はケガでリタイア。序盤からトップを走る新井宏彰(#331)を、熱田孝高(#2)が数秒差で追い続けましたが、最後まで差は変わらず。3位の田中教世(#8)は今季初表彰台!

新井宏彰(#331)

やっと、今季初優勝を挙げることができました。いつも暑い藤沢ですが、今日は走っていてもちょっと暑い程度。いいレースができました。このコースではこれまで、いいことがまったくなかったんですが、まさかの初優勝。チームメイトも表彰台なのでうれしいです。

2位 熱田孝高(#2)

もう、悔しいのひと言です。スタートから新井選手に出られちゃって、ペースもかなり速かったけど、なんとか粘って最後までプッシュしたんだけど、ダメでした。38歳ですけど、優秀なチームに支えられてまだまだやれます。次は一番高いところに上がりますよ~!

3位 田中教世(#8)

今年、K.R.Tに入れていただいたのに、開幕からずっと結果が残せずにいて、やっと、表彰台に上がることができました。これも、チームのみんなが一生懸命やってくれたおかげです。でも、当然ながら目標は優勝。次もまた、新井選手とトップ争いをしたいです!

【IA-1ヒート2】ホールショットは再び新井宏彰(#331)。5番手あたりで1コーナーを抜けた成田亮(#982)が、直後から積極的なパッシングをみせ、2周目にはトップに立ちました。その後、新井は成田を僅差でマークし続けていましたが、中盤にミスして、成田が独走で勝利。

優勝 成田亮(#982)

ヒート1は自分のミスで転倒してマシンを壊してしまい、チームに迷惑をかけてしまったので、ヒート2は絶対に勝とうと思いました。今日は新井選手がすごく速くて大変でしたが、地元の東北でファンの方々にいい走りと優勝を見せたいと、気持ちを強く持ちました。

2位 新井宏彰(#331)

ヒート2もいいスタートが切れて、逃げ切ろうと考えていたのですが、成田選手に抜かれてしまいました。でも、成田選手のすぐ後ろでうまく粘れていたのですが、ちょっと上りでミスしちゃいました。とはいえ、シーズン終盤戦に向けていい流れを持てたと思います。

3位 田中教世(#8)

成田選手と新井選手が速くて、なんとかついていこうと思ったのですが、勝負になりませんでした。とはいえ、シーズン前半の不調を考えれば、チームのおかげでスタートも決まるようになったし、調子は上向きだと思います。夏休みに努力して、もっと上を狙います。


【IA2クラス】

【IA-2ヒート1】古賀太基(#122)と能塚智寛(#28)が、何度も順位を入れ替える激烈バトル。中盤、これに渡辺祐介(#32)も加わって、勝負は三つ巴の争いに。終盤、古賀が力尽きて脱落。トップに立った渡辺を、途中で賢く後方から様子をうかがう作戦を取った能塚が逆転しました。

優勝 能塚智寛(#28)

1周目に岡野聖選手が転倒して、自分もやばかったんですが、その後は焦らず冷静に走ろうと心がけました。古賀選手と渡辺選手が速くて、途中で一度は離されかけたけど、ここで負けたらチャンピオン争いも厳しくなると思い、気持ちを入れ替えて勝負しました。

2位 渡辺祐介(#32)

スタートもまずまず決まり、3番手から一時はトップに立ったのに、能塚選手が速くて抜かれてしまいました。あんなにたくさん応援してもらったのに、勝てなくてすいません。でもまだヒート2があるんで、そこではしっかり勝てるように、準備して臨みます。

3位 古賀太基(#122)

スタートからトップに立てたので、前半からプッシュして先行逃げ切りを狙ったんですが、思っていた以上に能塚選手と渡辺選手のペースが速くて、ふたりとバトルしているうちにエネルギーを使い果たしてしまいました。ヒート2は、再びトップだけを狙って戦います。

【IA-2ヒート2】好スタートの渡辺祐介(#32)を序盤から唯一マークできたのは、前戦1-1の岡野聖(#31)。しかしその岡野もレース後半になって、ハイペースを守る渡辺に引き離されました。能塚智寛(#28)はスタートで出遅れ、レース後半に古賀太基(#122)を抜いて3位でした。

優勝 渡辺祐介(#32)

やっと勝つことができました。ヤマハのバイクがパワフルなので、スタートからトップに立つことができ、みなさんの応援が力になって、逃げ切ることができました。次戦までちょっと間が開くので、しっかりトレーニングと練習をして、また勝てるようがんばります。

2位 岡野聖(#31)

ヒート1は1周目に転倒してしまって、結果が残せずに終わってしまったんですが、ヒート2はスタートから前を走れました。今日は渡辺選手が速くて、そんなに悔しくないけど、
まあ悔しいです。次戦の名阪スポーツランドは地元なんで、ピンピンを狙っていきます。

3位 能塚智寛(#28)

本当はピンピンを取っていい夏休みを迎えたかったんですが、この結果じゃあ過酷な夏休みになりそうです。たぶんチームにしごかれると思うんで……。このままヤマハに勝たれてしまうわけにはいかないので、次戦も暑くなると思いますが両ヒートで勝ちます。


【レディースクラス】

ホールショットは、今大会を最後にオートレース転向を予定している高橋絵莉子(#25)。これをチームメイトの中野洋子(#3)が1周目に抜き、安原さや(#1)と竹内優菜(#2)が続きました。そして、中盤以降にリードを広げた中野が、今季4勝目をマーク!

優勝 中野洋子(#3)

前戦と前々回は、ちょっと自分のミスもあって悔しいレースとなってしまいましたが、今回は堂々と走って勝てたので、とても満足しています。ホンダのバイクがとても速くて、チームメイトの絵莉ちゃんと一緒にホールショットを取ることができたのもうれしいです。

※詳しいレポートは、レース開催翌日朝にアップされるMFJオフィシャルサイトをご覧ください。