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「HSR九州」ってどんなとこ?

2021年4月10日(土)~11日(日)に開催されるD.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ第1戦。その舞台となる熊本県・HSR九州の周辺情報とコース概要をお伝えします!

街だけでなく空港からもめっちゃ近い!

開幕戦の舞台となるHSR九州があるのは熊本県菊池郡大津町。ホンダの熊本製作所に隣接されています。この場所は、熊本空港から約11kmという至近距離。空港でレンタカーを借りたら、約20分でコースにアクセスできちゃうんです!

しかも熊本空港では、阿蘇くまもと空港駅(JR肥後大津駅)まで無料かつ予約不要の空港ライナー(シャトルバス)が1日54便も運行されていて、阿蘇くまもと空港駅からならHSR九州まで約4km。ここからなら、タクシーを利用してもそれほど料金がかからず全日本会場にアクセスできます。

今年の全日本コースで、ここまで空港に近いコースは他にナシ。九州在住以外の方々もHSR九州でモトクロス観戦、いかがですか?

宿泊施設も至近距離。これからは阿蘇泊も視野に!

HSR九州がある大津町は、ビジネスホテルがかなり豊富。大きな街が比較的近い全日本コースは他にもありますが、その距離と宿泊施設充実度ではHSR九州がナンバーワンです!

さらに昨秋からは、大津町だけでなく阿蘇の観光ホテルや旅館などにアクセスするのも便利になりました。2020年10月には、熊本地震で寸断されていた国道57号が4年半ぶりに完全復旧され、同時に北側復旧ルート(二重峠トンネルルート)も開通。これで大津と阿蘇の移動時間が大幅短縮されました。さらに2021年3月には、この国道57号から分岐する国道325号の新阿蘇大橋が開通。南阿蘇村までの所要時間も短くなりました。

この中で、モトクロス観戦組がとくに注目したいのが北側復旧ルート。コース付近から大津ICまでは約2.3kmと近く、約20kmで宿泊施設がある阿蘇の内牧周辺まで大津の街中を回避しながらアクセスできます。内牧周辺は温泉も堪能できる観光地で、料理自慢の旅館やアウトドア系宿泊施設などもたくさんあって、ゆったり楽しめますよ!

HSR九州なら「ついでにちょっぴり観光」も簡単!

「モトクロス観戦だけでなく、せっかく遠出したから周辺の観光も……」と考えている人も多いはず。お任せください。HSR九州なら、その計画も簡単に実現できます!

例えば、阿蘇パノラマラインを走って外輪山に囲まれた阿蘇カルデラの中央にそびえる阿蘇五岳に思いっきり迫り、現在も噴気を上げる中岳の火口近くまでドライブやツーリングしても片道約40~50分(約30km)。しかも、噴火警戒レベル引き上げにより約1年半も規制されていた中岳の火口見学は、2020年9月から再開されています。

もうひとつオススメしたいドライブ&ツーリングコースがミルクロード。こちらは阿蘇の雄大で美しい牧場の間を駆け抜けるワインディングで、場所によっては阿蘇北側外輪山の断崖をすぐ横に見ながら走れます。人気展望地の大観峰までは約30kmで、コースからは国道を使うことなく40分ほどで着きますよ!

HSR九州のコースはダイナミックで、飲食の出店が充実!

HSR九州のモトクロスコースは、広いコース幅とハイスピードなレイアウト、阿蘇外輪山をバックに跳ぶダイナミックなジャンプなどを特徴としてきました。本来の路面は阿蘇の噴火に由来する黒土ですが、近年は頻繁に山砂などが搬入され、黒土と山砂が混在した路面という印象です。

コース全体像は、簡単に説明するなら「コ」の字状。その真ん中に、表彰台とコントロールタワーがあります。アップダウンが少なめでコースを広く見渡せるポイントがあまりないため、ぜひレースごとに観戦地点を移動して、ライダーたちのカッコいい走りを見られる場所を探してみてください。

ちなみにこのHSR九州で開催される全日本、最近はとくに飲食ブースの出店が充実しています。唐揚げや牛串やからし蓮根やいちごスイーツなど、熊本や周辺地域を感じさせるまいうーグルメがたくさん。こちらもお楽しみに!