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全日本モトクロス選手権第5戦(東北大会)/予選速報

全日本モトクロス選手権第5戦東北大会は、岩手県の藤沢スポーツランドが舞台。その各クラス予選が、7月15日(土)に開催されました。コースは、従来のレイアウトをほぼ踏襲。高速セクションから低速コーナーまでバリエーション豊かな構成となっています。午後に急転して一時は雨が降ったものの、この時間帯を除けば天候は晴れで、最高気温は33度。14時ごろまでは強烈な日差しが照りつけ、数年ぶりに「フジサワらしい本気の暑さ」でした。

IA1クラス

前戦をケガで欠場した小島庸平(#44)と新井宏彰(#331)が復帰し、予選出走台数は18台。10分+1周の予選レースはホンダ勢が好スタートを決め、1周目を成田亮(#1)、山本鯨(#400)、田中雅己(#113)の順でクリアしました。2周目以降、トップ争いは少し間隔が開き、3周目には1周目6番手から追い上げてきたポイントリーダーの小方誠(#10)が、田中を抜いて3番手に。田中の3秒ほど後方には新井が続きました。

レースが残り3周となった5周目、成田のペースが少し落ちたことで山本が近づき、翌周に逆転。バトルの間に、小方も前との距離を詰めました。迎えた最終ラップ、成田が意地で山本を抜き返し、その後も両者は激しいバトル。最後は成田が競り勝ち、山本が2位、小方が3位でゴールしました。4~10位は田中、新井、深谷広一(#7)、平田優(#99)、星野裕(#8)、星野優位(#166)、大塚豪太(#45)の順でした。

IA2クラス

38台が2組にわかれて10分+1周の予選レースを走り、30名の決勝進出者を決めました。A組は、1周目でトップに浮上した岡野聖(#30)を、ポイントリーダーの古賀太基(#922)が追う展開。第3戦以来となる今季2度目のスポット参戦を果たした勝谷武史(#888)は、やや出遅れて1周目は6番手でしたが、3周目には3番手まで浮上しました。レース後半、古賀は岡野との距離を詰め、残り2周となった6周目に逆転。最後は古賀、岡野、勝谷が僅差でゴールしました。

B組は、ホールショットの笠原氷河(#51)に、前戦で両ヒート制覇を達成した渡辺祐介(#31)が続くと、3番手の横澤拓夢(#35)以下を引き離しながらトップ争い。3周目に渡辺が先行すると、その後はリードを拡大してトップでゴールしました。レースが後半に入った4周目、横澤が笠原をパス。両者はそのまま順位を守ってフィニッシュしました。決勝進出トップ10は古賀、渡辺、岡野、横澤、勝谷、笠原、小川孝平(#912)、鳥谷部晃太(#48)、鈴村英喜(#41)、道脇右京(#40)の順です。

レディースクラス

2組37台が各3周の予選レースを行いました。A組は、2周目にトップの安原さや(#4)を抜いたポイントリーダーの竹内優菜(#2)が、終盤は独走。最終ラップに安原をパスした川井麻央(#14)が2位でした。前戦勝者の畑尾樹璃(#3)は、4番手走行中の2周目に転倒して11位でゴールしました。

B組は、勝股七海(#9)と本田七海(#6)と久保まな(#5)による僅差のトップ争い。2周目に先頭に立った久保が逃げ切り、勝股が2位、本田が3位でフィニッシュしました。決勝進出トップ6は竹内、久保、川井、勝股、安原、本田です。