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全日本モトクロス第5戦【速報】

今年も超満員大御礼。今年は土日とも晴天に恵まれた、2年連続開催となる神戸大会。神戸市内からは橋を海で渡ってすぐ、空港からも激近という環境から、今年もコース外周路は観客で埋め尽くされました。最高気温は31度。気温以上に、応援の熱い大会でした!
ここでは、今大会で活躍したライダーの声をお伝えします。

【IA1クラス】

【IA-1ヒート1】好スタートの成田亮(#982)と平田優(#99)が2コーナーで接触して、平田が転倒。レース中盤から、成田と新井宏彰(#331)と小島庸平(#1)がトップ集団を形成して、白熱のバトルを展開。終盤、小島が先頭に立つと逃げ切り、成田は新井を最後までブロック!

小島庸平(#1)

 

三重県に住んでいて、近畿地方にもよく来るので、ここは地元大会のようなもの。いつも以上に、気合いを入れて臨みました。スズキのスタッフが、最高のマシンに仕上げてくれて勝てたけど、次も勝たないと総合優勝は獲れないんで、ヒート2も優勝を狙います!

2位 成田亮(#982)

 

昨年、このコースでプロトタイプ車をデビューさせて、ふがいない走りをしてしまいました。それだけに今年は勝ちたかったのですが、僕の努力不足と小島選手の速さが原因で、マシンは完璧だったのに負けました。次を取れば総合優勝の位置なので、勝ちにいきます。

3位 新井宏彰(#331)

 

ここはカワサキにとっても僕にとっても地元ということで、コースサイドには本当にいっぱい緑のフラッグが振られていて、応援のおかげでがんばることができました。今年は、調子がいいのにリザルトが残せない状態が続いていて、表彰台は開幕戦以来ですね……。

【IA-1ヒート2】レース中盤になっても最大7台が僅差のトップ争いを展開する、めったに見られない白熱のレースに。後半、ここから抜け出した平田優(#99)がトップチェッカーを受けましたが、ショートカットペナルティを受け、深谷広一(#13)が全日本最高峰クラス初優勝!

優勝 深谷広一(#13)

 

1位でチェッカーを受けたわけでもないし、抗議によるリザルト修正の結果なので、複雑な心境です。みんなが一生懸命戦っている中で、優君にペナルティが科されましたが、それは優君の速さを否定するものではないです。1勝しましたが、2位と思っておきます。

2位 新井宏彰(#331)

 

勝てなくてごめんなさい。でも、応援ありがとうございました。最後、庸平がコケたのかエンストしたのかわかりませんが、とにかく止まっていて、タナボタで順位が上がりました。でも、両ヒートの成績を揃えられたということで、次につながるレースだと思います。

3位 小島庸平(#1)

 

かなり気温が高い状況でのレースでした。スタートも決まり、自分のレースができると思ったのですが、ちょっとミスっちゃってコースアウト。田中選手を前に行かせました。残り3周まで新井選手の前にいたのですが、エンストして順位を落としたのが悔やまれます。


【IA2クラス】

 

【IA-2ヒート1】古賀太基(#122)を岡野聖(#31)と田中雅己(#113)が追い、トップ集団を形成。中盤、古賀のペースが落ちて田中がトップ浮上するも、終盤に田中は大転倒。これで岡野が優勝。2位は1周目8番手の小川孝平(#912)。2列目スタートの能塚智寛(#28)が表彰台に!

優勝 岡野聖(#31)

 

前回のSUGOでピンピン獲れて、いい流れでこの大会を迎えることができました。これも、シーズンオフにアメリカへ行かせてくれたチームや、向こうでトレーナーを引き受けてくれた辻(健二郎)さん、日本で面倒を見てくれている今井(隆充)さんのおかげです!

2位 小川孝平(#912)

 

事前テストで右手をケガしてしまい、中指がグリップを握れない状態で、ブレーキレバーに指を添えたまま走っていました。パッシングポイントが少ないコースなのにスタートではやや遅れちゃったので、後ろについたらパッと抜くということを心がけて走りました。

3位 能塚智寛(#28)

 

予選では、自分の判断ミスで他車と接触して転倒。腕がマシンの下敷きになって、再スタートに時間がかかって予選落ちして、シード権を使って決勝に進むことになりました。スタートで前に出られないことはわかっていたので、とにかく前にでることだけ考えました。

【IA-2ヒート2】好スタートの古賀太基(#122)はミスで後退し、序盤は竹中純矢(#29)がトップを走行。これを小川孝平(#912)や岡野聖(#31)が追いました。一度は転倒で6番手まで下がった岡野が、追い上げて優勝。小川が2位を守り、能塚智寛(#28)が最後尾から再び3位!

優勝 岡野聖(#31)

 

途中、いいペースで走っていたら転んでしまったので、これはちょっと厳しいかな……と思ったのですが、最後まで諦めずに走ることができました。ヤマハの17モデルは、とてもよく走ります。これのおかげで前戦から連続ピンピンです。みなさん、買ってください!

2位 小川孝平(#912)

 

優勝経験はあるのですが、これまで両ヒートを表彰台でまとめたことはなかったので、その点はよかったと思います。でも、ケガをしているとはいえ、事前テストの段階ではとても調子がよくて勝てそうな感じだったので、悔しさもあります。まずはケガを治します。

3位 能塚智寛(#28)

 

とにかく予選からずっと大変なレースでした。そういう状況のなかで優勝できたらカッコよかったんですけど、結果的には両ヒートとも3位止まりでした。最終的な目標は、やっぱりチャンピオン。ポイント差はほぼないので、次戦が開幕だと思って戦っていきます。


【レディースクラス】

序盤に会場を沸かせたのは、朝の練習走行で肩を脱臼しながら、アグレッシブな走りでトップを奪取した安原さや(#1)。レース序盤から中盤にかけ、これを中野洋子(#3)と竹内優菜(#2)がパス。後半は中野と竹内のドッグファイトで、残り2周に逆転のドラマ!

優勝 竹内優菜(#2)

 

このコースは、初開催だった昨年も優勝していたので、自信を持って臨むことができました。チームの地元で、監督の知り合いもいっぱい応援しに来てくれているような状況だったので、優勝できたのがとてもうれしいです。この勝利にとても満足しています!

※詳しいレポートは、レース開催翌日朝にアップされるMFJオフィシャルサイトをご覧ください。