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全日本モトクロス第6戦近畿大会プレビュー

D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズは、第5戦北海道大会が設定されていたIA1クラスとIA2クラスは6週間ぶり、レディースクラスとIBオープンクラスは11週間ぶりの開催。
2023年9月9日(土)~10日(日)に、奈良県の名阪スポーツランドで第6戦近畿大会が実施されます。ここでは、そのコース概要や周辺状況、各クラスの注目選手などをお教えします!

~ 近畿圏だけでなく東海圏からもアクセス良好!

国際A級ライセンスを所持するライダーによって競われるIA1クラスとIA2クラスについては年間9戦、レディースクラスとIBオープンクラスは年間7戦が予定されている今季のD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ。
夏休みが終了し、その第6戦近畿大会が2023年9月9日(土)~10日(日)に開催されます。

舞台となるのは、奈良県の名阪スポーツランド。コースは通行無料の自動車専用道路である名阪国道に隣接していて、コースの入り口付近がこの道路上から見えるほどの至近距離にあり、小倉または神野口というインターチェンジからいずれも約5分のベストロケーションを誇ります。

名阪国道は、東名阪および西名阪というふたつの有料道路に接続しながら三重県の亀山市と奈良県の天理市を結び、長年にわたり名神高速の代替機能が与えられてきた道路。
つまり名阪スポーツランドは、奈良県やすぐ近くに県境がある三重県だけでなく、大阪や京都、名古屋およびその周辺地域からも、クルマやバイクでアクセスしやすい環境にあります。
ちょうど1年ぶりに開催される近畿大会を、ぜひ会場で楽しみましょう!

コースはサンド路面でテクニカル

名阪スポーツランドのモトクロスコースは、山の斜面にレイアウトされていて、豊富なアップダウンを備えます。土質はサンド。前戦の北海道大会で使用された新千歳モーターランドのコースもサンド質でしたが、名阪スポーツランドは火山噴火に由来する新千歳とはまた土質が異なり、白い路面には粒子が粗めな砂が多く含まれた状態です。
また、コース幅が狭い区間やタイトなコーナーも多くあります。

近年は毎年サマーブレイク直後に設定され(2020~2021年はコロナ禍により開催中止)、シーズンの流れが変わったり、新たなヒーローが誕生したり、トップランカーが大きくポイントを取りこぼしてしまうことも多いのがこの近畿大会。ちなみに昨年は、米国AMAで活躍する下田丈選手がスポット参戦して、その話題で持ちきりでした。

IA1はこのライダーに注目!

最高峰クラスのIA1は、開幕からここまで5戦13ヒートすべてのレースで、ヤマハファクトリーチームから参戦する昨年度IA2クラス王者のジェイ・ウィルソン選手(#27)が勝利。
もちろん今大会も、ウィルソン選手が優勝候補の筆頭で、ウィルソン選手に勝負を挑める日本人選手が現れるかどうかというところに、注目が集まります。
そのウィルソン選手は、第5戦北海道大会の終了後に緊急渡米して、AMAプロモトクロス選手権に3戦連続でスポット参戦。その最終戦は今大会の2週間前に開催され、ウィルソン選手はレースおよび移動による疲労と準備不足が多少なりとも影響した状態で今大会に臨むことになります。死角があるとすればそのあたりでしょう。

ウィルソン選手に対抗できる力を持つ日本人選手としては、シリーズランキング2番手につけるヤマハファクトリーチームの富田俊樹選手(#1)、カワサキに乗りランキング3番手をキープする内田篤基選手(#8)、ホンダサポートライダーでランキング4番手の大倉由揮選手(#6)にまずは注目。
富田選手は第4戦と第5戦のヒート1、内田選手は第4戦のヒート1、大倉選手は第5戦のヒート2で、ウィルソン選手に次ぐ2位入賞を果たしています。

また、カワサキファクトリーチームの能塚智寛選手(#2)は、第2戦でのケガから前戦で戦列復帰を果たし、シーズン後半は本来の速さを取り戻すことが期待できるライダー。
ホンダサポートライダーの大城魁之輔選手(#4)は、第4戦での負傷後に強行出場した前戦こそ低迷しましたが、このサマーインターバルを利用してコンディションアップしていることが予想されます。
なお今大会の決勝レースは、30分+1周の2ヒート制となります。

IA2はこのライダーに注目!

主に若手と中堅のライダーが参戦するIA2クラスは、ここまで4戦11レースを終えて、スペイン人ライダーのビクトル・アロンソ選手(#58)が7勝をマーク。
シリーズランキングでも、2番手に対して49点リードのトップに立っていて、今大会でも優勝候補の筆頭です。

とはいえ前戦では横澤拓夢選手(#5)、第4戦では池田凌選手(#18)が、このアロンソ選手に勝利しています。
とくに横澤選手は、2018年以来となる念願のIA2勝目で、しかも初勝利を収めたのが名阪スポーツランドという状況。今年の名阪でも、横澤旋風に期待しましょう。

なおシリーズランキングでは、横澤選手が2番手、浅井亮太選手(#2)が3番手、中島漱也選手が4番手、柳瀬大河選手が5番手、鴨田翔選手が6番手となっています。
この中で浅井選手は、京都府出身で今回が地元大会。拠点となるチームが三重県に所在する柳瀬選手とともに、いつも以上の意気込みでレースに臨むと思われます。
なおこのクラスも、今大会は30分+1周の2ヒート制で競われます。

Ladiesはこのライダーに注目!

第5戦北海道大会はお休みとなったレディースクラスは、約2ヵ月半ぶりの全日本。前戦は今季唯一の2ヒート制で、ランキング2番手の本田七海選手(#4)がヒート1、ランキングトップの川井麻央選手(#2)がヒート2を制しました。川井選手はクラッシュによりヒート1を5位で終えたことから、第4戦終了時点でのランキングは両者が3ポイント差の超接戦です。

ランキング3番手には瀬尾柚姫選手(#8)がつけていますが、こちらは2番手の本田選手と21点差。この瀬尾選手を、6点差で箕浦未夢選手(#9)が追い、箕浦選手と7点差のランキング5番手には、第2戦で全日本初勝利を挙げた濱村いぶき選手(#17)がつけています。

15分+1周の1ヒート制となるこの第6戦も、川井選手と本田選手がまずは優勝候補の筆頭。このふたりが順当にフィニッシュした場合、表彰台登壇をかけた3位争いが、今回も激しくなりそうです。

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